2021.6.18

コロナの影響が出て新規のお客様を獲得しなければならない状況に
機械設計には欠かせないCADやPCなどの備品購入費を「OLTA」で資金調達

S-TEC 様
業種: 機械・電気製品
地域:埼玉県
事業形態:個人事業主
調達金額:51万~100万円
「資金調達」検討時の課題
機械設計に欠かせない高スペックのCADやPCなどの備品購入費が先出しでかさみ、キャッシュフローを圧迫していた

小額融資だけでは支出をまかなえなかった

時間換算で売上が発生しているため、資金調達に時間をかけられなかった


「OLTA」利用後の効果
新規案件を受注した際の多額の先出し資金が不安にならなくなった

融資に頼らなくとも費用を賄えるようになった

時間や手間をかけずに資金調達ができるようになった

業種や働き方にもよりますが、ときには急に数十万円の経費を先出し資金として用意しなければならないこともあります。大企業ならそれほどの痛手にはなりませんが、小規模な個人事業主であれば生活に大きな支障が出てしまうことも。

そんな時、一時的な出費に対応できるサービスが「OLTAクラウドファクタリング」です。今回は、「S-TEC」という屋号で産業機械の製造装置設計に従事している個人事業主・柴原誠様に、サービスの利用に至った経緯や利用後の感想などを伺いました。

事業内容・資金繰りについて

設計に必要な100万円単位のCADやPCといった備品をほぼ自腹で購入
備品購入費がキャッシュフローを圧迫するように

まず、柴原様の事業内容を教えてください

個人事業主として、自動車や医療品に関連する産業機械の製造装置を設計しています。設計にはCAD(コンピューター支援設計ツール)を使っていて、現在は3社ほどのお客様をメインに活動中です。

もともと、会社員として機械要素(機械を動かすための小さな装置)の開発をしており、その後に転職して実際に動く機械を設計する会社に入りました。そこから独立して現在に至ります。お客様の多くは私が個人で運営して、毎月10万人程度が訪れてくれるブログ経由で獲得しました。


S-TEC 柴原様
S-TEC 柴原様のプロフィール
機械設計のスキルを活かし2018年に独立。機械設計のフリーランス(38歳)業界では珍しい文系出身の機械エンジニア。子供がミュージカルをやってみたい!という夢を持っていたのでフリーランスに。2020年のコロナによって大きな影響を受けたものの現在は軌道修正し次のステップを模索中。学んだ事をブログにメモするのが好きで、1ヶ月の訪問ユーザーは約10万人

事業をするうえで、普段はどのような出費がありますか?

基本的には設計に必要な備品を自費で購入しているので、それが大きな出費です。例えば、いま私の使っているCADは初期費用として160万円かかり、年間の保守で24万円くらいが消えていきます。他にも、CADが動く高性能なPCをセキュリティなどの関係でお客様ごとに1台準備する必要があるうえ、設計開始後には機器の設計に利用する10万円くらいの測定器やハイスピードカメラなどが必要になることもありますこれらの備品は業務を請け負う段階で必要になるため、報酬が入金される前に先出し資金で購入しています。

多額の先出し資金を必要とするように感じたのですが、普段はどのように資金調達をされていますか?

資金調達とは少しズレてしまうのですが、従来は引退する機械設計師の方から60万円くらいで譲り受けたCADとPCを使っていました。サポートが切れた古いモデルでしたが、これまでは問題なく仕事ができていました。

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で自動車機器の発注が落ち込み、業種の異なる新規のお客様を獲得しなければならない状況になりました。備品を買い換えて新規案件に備えるべく、日本政策金融公庫の融資なども受けましたが、それでも資金繰りは厳しく、測定器の購入が必要となった際の支出がキャッシュフローを圧迫し始めたため、新たな資金調達方法を探していました。

「OLTA」を知ったきっかけ

freeeを利用中、「請求書買取」の案内を見て「OLTA」を知った
前の会社や同業者からの評判もよく、ファクタリングの利用を決意

今回、「OLTA」を知ったきっかけは何でしたか?

普段はクラウド会計ソフトfreeeを活用して請求書を発行しており、その時に「その請求書を買い取れます」という「OLTA」の案内を見かけました。当時は気にしていなかったのですが、資金繰りが厳しくなった際にそのことを思い出し、使ってみようかなと思いました。

ファクタリングを利用する際に不安などは感じましたか?

いえ、特に感じなかったですね。もともと、以前所属していた小さな会社で、資金繰りが危なくなった際に「ファクタリングを使って危機を乗り切った」と経理から聞いたことがありましたし、同業者でファクタリングをやっている人が多かったことも関係してます。彼らからは「すごく便利なサービスだ」とよく耳にしていたので。

「OLTA」以外のファクタリングサービスや融資なども検討されましたか?

ファクタリングは「OLTA」以外検討しませんでした。私は時間給で働いているので、ほかのサービスをいちいち探すのが手間だと感じたんです。融資は検討しましたが、30、40万円という小額融資のために面倒な審査をするのが煩わしく、それなら多少手数料が多く発生してもなるべく早く資金調達できる「OLTA」がいいと思いました。

また、以前に手形割引のサービスも利用しましたが、それもやり取りに手間がかかったので、私の重視する手続きのスムーズさがありませんでした。もし「OLTA」が利用できていなかったらお客様に「備品を揃えられない」と伝えれば、資金調達せず貸し出された備品で作業することもできるのですが、以前に備品を壊してしまって面倒になったことがあり……。なるべくお客様のものは持ちたくないですね。

ご利用中のCADとPC

「OLTA」を利用してみて

とにかく手間がかからず、スムーズに完結するのが「OLTA」の強み
時間効率が重要になる個人事業主の資金調達には必須のサービス

「OLTA」は利用してみていかがでしたか?

とにかく手間がかからなかったことが良かったですね。そもそもサービスを利用する時点でfreeeからスムーズに手続きできたのも助かりましたし、何か確認事項があればすぐに電話で確認してくれたのも好印象でした。
こちらから具体的なアクションを起こさなくても資金調達が完結したので、時間効率が重要になる個人事業主に欠かせないサービスだと思います。

「OLTA」の改善点はどのあたりだと感じましたか?

私は、とにかく「手数料が安いか」「どれくらいの時間がかかるのか」を重視します。そのため、「OLTA」のHPで見かけた「最短即日」という文言に大きな衝撃を受けたのを覚えていますね。ファクタリングを利用する人は大半が急な出費があり、それに間に合わせるための資金を探していると思うので、個人的には「手数料が2~9%」「最短即日」の二点をより打ち出した宣伝をすると効果的なのではないかと思います。

忌憚のないご意見をありがとうございます。 最後に、「OLTA」は同業者やブログの読者に勧められるサービスでしょうか?

実は、この取材を受ける前に、ブログ上で「OLTA」がいかに便利なサービスかを解説したことがあったんです。ブログの執筆にあたって今まで知らなかったほかのファクタリングサービスも調べたのですが、「OLTA」より優れたサービスはなかったと記憶していますね。今後も、もっと多くの個人事業主が使うべきだと思います。

ブログ上で宣伝にもご協力いただいていたとのこと、大変嬉しいです!本日はありがとうございました。

 

S-TEC 様
業種: 機械・電気製品
地域:埼玉県
事業形態:個人事業主
従業員数:1~5名

※ インタビューの内容は2021年6月18日時点でのものになります。