IT業界のファクタリングとは?活用事例と合わせて解説します

ファクタリングで最近利用が増えているのがIT業界です。IT業界は新規参入のハードルが低く事業を始めやすいですが、成果報酬型(サービス納品や売上マージン)が多く収入が不安定になりやすいというのが課題です。

また昨今では人材の採用も熾烈を極め、人件費も売上を圧迫する要因になってきたため、ますます資金繰りの重要性が高まってきました。

ファクタリングを利用するのに適したシーン

「ファクタリング」という単語は聞いたことがない方も多いと思いますが、以下のような課題が当てはまる方におすすめできる資金調達の手段となっております。

  • ローンチの延期やサービスの伸び悩み、担保となる資産がないこと等により、銀行からの追加融資が見込めない
  • 機動的な開発を行いたいが、融資や出資では時間が間に合わない
  • 開発完了までの短期的な資金需要を満たしたい

ファクタリングの利用方法 – IT業界の場合

IT業界の方には以下のような場合、ファクタリングがおすすめされています。

一時的な資金繰りの悩みを解消したい

IT業界は案件の有無や開発に伴う様々なトラブル等により、売上が安定しないことも多いのが実情です。

ホームページ制作やアプリ開発などを請け負う会社では仕様変更やバグ修正、不十分な要件定義や仕様のすり合わせ不足などに起因する納品時のトラブルでなかなか入金されなかったり売上自体が消滅する事態が起こりえます。また、、WEB広告を手掛ける会社では景気の影響や検索エンジンの仕様変更、クライアントの方針転換等でWEB広告費が減って売上が減少したり受注が途絶えたりすることがあります。

しかし、IT業界では、このような資金繰りの悩みが尽きません。

事業成長のチャンスを逃したくない

IT企業は大きな案件を獲得するチャンスが急に訪れてくることがあります。しかしながら、開発案件等では受注から開発、納品そして入金までの時間が長いため、入金までにかかった費用を負担できる資金的余裕がなければ、開発の途中で資金が尽きてしまった、なんてことにもなりかねません。また、IT業界は変化のスピードが早いため、資金の調達に時間をかけてしまっては、せっかくのチャンスを見逃してしまうことにもなりかねません。

このようなに、事業成長のチャンスを逃したくないというときにも、資金調達を検討することになります。

ファクタリングは担保不要で素早い資金調達が可能

上記のような資金繰りの悩みを解消するため融資や出資を検討する企業も多いと思います。

しかしIT企業は有形固定資産を持つことが少なく担保を提供できないところも多く、実績が少ない創業間もない企業などは融資を受けられないことも多いです。たとえ融資や出資を受けられるような企業であっても、入金まで時間がかかるため、直近の資金繰りの改善には適していない手段となります。

またこのような場合に、ファクタリングは担保不要で素早い資金調達を行うことが可能となります。

IT企業がファクタリングを活用するメリット – 機動的な資金調達

IT企業がファクタリングを活用するメリットとして「機動的な資金調達」が可能になることが挙げられます。機動的に資金調達を行うことで、急な事業成長のチャンスに恵まれたときも機動的に対応しチャンスを逃さずに事業成長を行うことが可能となるとともに、急な資金繰りの悪化に機動的に対応することが可能となります。また、ファクタリングサービスの利用には「担保が不要」なため、担保となる資産がない企業が多いIT企業にとっては担保不要で資金調達ができるファクタリングは利用価値が高いといえます。

OLTAのクラウドファクタリングとは?実際のユーザーの声も合わせてご紹介

OLTAが提供する「OLTAクラウドファクタリング」は、お客様の取引先にしられることがない2社間ファクタリングです。また、個人・法人どなたでもご利用いただけて、買取金額に上限も下限も設定していません。

実際にOLTAクラウドファクタリングを使ってみた方の声です。

毎月ファクタリングを使っています。銀行が求める資料を作成するはかなり時間を割くことになるので、手間を考えるとファクタリングの方が良いんです。

福岡県、システム開発、180万円

A社でリピート申込をしたらOLTAに行くように言われました。

月末に沖縄から東京に契約のために行ったり出張してもらったりは大変でした。

沖縄県、通信代理店、500万円

オンラインレンディングのサービスも使ったことはあるが、やはり決算書上に融資残高を大きく載せたくない。OLTAさんのサービスを見て、これはいいと思った。

静岡県、コンサルティング業、50万円

OLTAクラウドファクタリングが選ばれる3つの理由は、

1はやい

2かんたん

3リーズナブル

です。

すべての手続きがネットで完結、紙の書類提出も面談も不要で、お申し込みから、最短24時間以内で現金化が可能。独自のAIスコアリングをもとにした審査によりコスト削減を実現し手数料は全て込みで業界低水準の2〜9%です。

ぜひ、資金繰りにお困りの際はお気軽にご利用ください。

監修
弁護士・公認会計士 和田雄太

※2020年3月の法律に基づいた記事です。