プロが教えるファクタリング申し込み理由の回答事例

ファクタリングを申し込まれた方はご存知だと思いますが、ファクタリング会社から「今回はどうしてファクタリングを利用するのですか」とか「ファクタリングで資金を調達するはどうしてですか」と聞かれることがあります。

融資の場合は「どのようなお使い道ですか」と聞かれても「どうして融資を受けようと思ったのですか」とは聞かれませんよね。
でも、これにはちゃんとした理由があるのです。

そして、その答えによっては審査が通らないこともあるのです。
今回は、なぜファクタリングを利用する理由を聞かれるのかについて解説します。

ファクタリングを申し込む回答例

ファクタリングの認知度の低さが原因?

ファクタリングは融資と違って売掛金債権の売買取引です。
買い取る金額は売掛金額面の70%から90%程度で、売掛金額面と買取金額の差額がファクタリング手数料になります。
売掛金額面の10~30%というのは融資の利率に比べればべらぼうに高いです。

業種や取引の内容によっては営業利益の10~30%が手数料でなくなってしまうと赤字取引になる可能性もあります。
そんな、一見するとリスクの塊のようなファクタリングを利用するのには、相応の事情があるはず。と考えているのはファクタリング会社のほうで、利用するお客様は「ファクタリングって融資みたいなもんでしょ?」とか「20%ってカードローンの利率と変わんないよね」などとファクタリングがどんなものかよくわかっていない方が多いからです。

つまり、ファクタリングの認知度が低く、きちんと理解されていないから確認のために尋ねているのです。

もしも融資と勘違いしていたら、その違いを説明しなければ契約を履行してくれない可能性があります。それはファクタリング会社にとってリスクでしかありません。
私もファクタリングに携わって数年になりますしたくさんのお客様と接してきましたが、インターネットで調べてきたわりにはファクタリングについてほとんど理解していない方は少なくありません。これは同業者のみなさんに伺っても同じです。

そのうちファクタリングが一般的になってくれば尋ねなくてもよくなるでしょう。

資金の使い道を尋ねているだけの場合も

「なぜファクタリングを利用しようと思いましたか?」

この質問には「融資ではなくファクタリングを利用する理由」のほかに「ファクタリングの資金を何に使うのか」という質問につなげようとする意図もあります。
資金の使い道は融資の場合にも尋ねられます。

たいていは「事業資金」と答えるのですが、事業資金という回答の仕方はよくない答え方です。

・仕入れ代金の支払い
・人件費
・税金の支払い
・借入金の返済

これ全部事業のための資金の使い道ですが、使い道によってその会社の経営状態が推測できます。
例えば、銀行からの借入金の返済や滞納税の納付だと、その会社は資金繰りに窮しているのだなとみられます。
人件費の支払いというのも「だらしない会社だな」と思われます。

お金の使い方には優先順位があって、一般的には取引先への支払いがもっとも優先されます。次に金融機関への支払い、次が従業員の給与、家賃や光熱費、税金の支払いは一番最後に回されます。その人件費の手当てにファクタリングを利用するということは、税金や保険料などの滞納があるとわかります。もしも税金や保険料は払っているのに給料が遅配ならブラック企業確定ですね。

仕入代金の支払いにはファクタリング会社は一定の理解を示します。

仕入れてから販売して代金をえるまでに時間差があり、その時間差を埋めるのがファクタリング利用の大きなポイントだと考えているからです。
とはいえ、牛丼屋が牛肉の仕入れ代金が足りないとなると話は変わってきます。

仮に季節的な変動などがないとして、毎月一定量を仕入れているのにその代金が足りないというのは、経営のどこかに問題があるということです。お金の流れに不審な点があれば審査上マイナスになります。ファクタリング会社はそういう目線でみています。

では、設備投資ならどうでしょうか。

新しい製造機械を購入するための資金というのは前向きに聞こえますね。
これはまともなファクタリング会社は敬遠します。

なぜなら、設備投資資金は低利な融資で長期的に返済するほうが経営に与えるダメージが少ないからです。

ある広告会社のお客様からお申し込みをいただいたときは、一台50万円ほどのパソコンを5台導入する資金というお話でした。その会社は月商500万円ほどですが、大手企業との取引が決まったので増員とともにパソコンの新規購入も必要とのことでした。

5台で200万円の資金を月商の500万円の中から一括で決済してしまうと、翌月の資金繰りは明らかにマイナスです。
しかも、パソコンを買ってこれから売り上げを増やしていくというのですから、パソコンの代金は増えた売り上げから捻出するほうがいいでしょう。

それと、パソコンの減価償却は4年です。

であれば、パソコン5台の購入費として200万円のローンを組んで4年程度で返済するほうがいいとうことになります。
このように、一見すると聞こえのいい使い道でも、ファクタリング会社は必ずしも良い方向に受け取らないことがあります。

どのような回答が良いのか

これは御社の実情がどうなっているのかによります。
ですから、「〇〇〇〇と答えれば審査が通ります」とはいえません。
そこで、いくつかのヒントを差し上げることにします。

①正直に答える

審査を通したいがために事実と違うことを答える方がいますが、たいていの嘘は見抜かれます。ファクタリング会社の審査担当者はお客様の言うことだけで審査しているわけではありません。あらゆる情報を突き合わせて何が本当かを確認しています。

嘘は審査否決の原因にしかなりませんから正直に答えるべきです。

②答えられないなら相談する

たまに、どう答えればいいのかわからないという方がいます。
お金は必要なんだけど、あちこちに少しずつ足りないんです。とか、どうしてお金が足りなくなったのか正直わからないんです。とか、いろいろです。
そんな時はファクタリング会社の担当者にそのことを伝えてどうすればいいのか相談するのがいいでしょう。

こうした相談に応じるには会計や経営に明るく、金融知識も十分な人でないといけませんから、どのファクタリング会社でもいいということになりません。
悪質なファクタリング会社にこんなことを相談したら「いいカモが来た」と足元を見られるに決まっています。
いくつかのファクタリング会社を比較検討して信頼できるファクタリング会社に相談しましょう。

過去にこんなお客様がいました。

そのお客様はその地域ではそれにりに名の知れた方のようです。ですが、決して全国的に有名とか、業界ならだれもが知るとか、そういうレベルではないようです。
ですが、ご本人にはそういうプライドがあるのでしょう。

ハナから傲慢な態度の方でした。

経営者としてのは少しくらい傲慢じゃないとダメだと思っていますから、それ自体は問題ありません。ですが、審査上必要な質問をしていたら「そんなのはいいよ。ちゃんと払うからさ」とおっしゃったのです。契約するかどうかを審査しているのに、どこの馬の骨かわからない会社の社長に「払う」といわれても信用できませんよね。

もちろんですが私はその会社との契約はお断りしました。その方の態度に腹を立てたのではありません。審査に協力しない人は契約して支払いの段になると「ちよっと待ってよ」「遅れたって払えばいいんだろう」という考えになりやすいのです。

契約した後に手間がかかるのなら他のお客様のために時間を使いたいと思います。
少なくとも信頼関係を構築できない方とは契約しにくいですが、それは皆さんも同じでしょう。

まとめ

こう答えればファクタリングの審査が通るというのはありません。
百社百様、それぞれの会社で事情が違いますから当然です。

でも、まずはファクタリングについてしっかりと理解しているかどうか。ここはポイントとして大きいです。
次にどんな答えでもそれが正直な答えかどうかです。

とくに2社間ファクタリングでは売掛金の受け取りを御社に任せるのですから信頼できる相手だと認識されなければなりません。
信頼されようと自分を必要以上によく見せる必要はありません。

正直、誠実が信頼につながります。

皆さんはご自分のご商売に一生懸命取り組んでこられたと思います。
その中で取引先やお客様に正直に、誠実に、真摯に向き合ってこられたと思います。ファクタリングを利用するときも全く同じように向き合っていただけばいいのです。

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