ファクタリング専門家が教えるファクタリング会社を比較する10の観点

外資系金融機関で長年にわたって法人向け融資を担当しており、中小企業の資金繰りに精通している。この経験を活かして外資系金融機関にて、中小企業向けのファクタリング事業を立ち上げると共に、経営健全化のためのコンサルティングも行っている。自身の経験をOLTA Labに寄稿。

ファクタリングを利用しようとするとネット上にはたくさんのファクタリング会社があって、どこを利用すればいいのかわかりにくいですよね。
でも、いくつかのポイントに注目して比較することで御社に最適なファクタリング会社を見つけることができます。

今回はファクタリング会社を比較検討する際の大事な観点を解説します。

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プロが教えるファクタリング会社を比較する観点

ファクタリング手数料の比較は大切です

ファクタリングの手数料は融資の利息や手形の割引料に相当します。こうした費用を資金調達コストといいます。
一般的に中小企業の利益率は低く、少しでもコストを抑えたいですよね。

資金は必要ですが、資金を調達するコストも気にしないと調達した後の資金繰りに影響します。あまりに高い資金調達コストだと、資金を調達したのに資金繰りが厳しくなることもあります。
例えば、100万円の資金を調達するときのそれぞれの一般的なコストを考えてみると次のようになります。

・不動産担保融資・・・利率年6%で毎月10万円の元利均等返済で利息は28,328円
・手形割引・・・決済日まで30日、割引料は年利10%換算で8,219円
・2社間ファクタリング・・・手数料10%なら100,000円、手数料30%なら300,000円

融資の利息や手形の割引料は利息制限法という法律で上限が決められているので安いのは当然です。ただし、審査は少し厳しいといえます。

一方、審査が緩めのファクタリングは、手数料についての制限がないので利用するファクタリング会社によって3倍程度の開きがあります。
薄利で商売をしている中小企業にとって、100万円あたり10万円と30万円では大きな違いですよね。
ファクタリング手数料を比較するのは何をおいても最初に比較するポイントだといえます。

手数料以外の費用についても比較する

ファクタリング会社のホームページをよく読んでみると、ファクタリング手数料は10%ですが、事務手数料、契約手数料などの名目で手数料がかかり、トータルすると20%を超えてしまうところがあります。

ファクタリング手数料が安くてもトータルで高くなるのなら意味がありません。

ホームページに書いてなくて、契約のときに突然説明されるケースもあるので、審査申し込みの時にしっかり確認して比較したいですね。

審査の内容を比較する

インターネットのファクタリング会社の広告やホームページに「即日審査」「当日送金」と書かれていますよね。
審査自体を機械的に処理しているなら審査時間を短縮することはできます。

でも、そのためにはお客様からある程度の書類を提出していただく必要があります。
ところが、中には会社謄本と代表者の免許証などで審査するというところもあります。

利用する側にすれば審査書類は少ないほうがいいと考えるでしょうが、それってまともに審査していない可能性もあるんです。
どうしてまともに審査していないのに契約できるのか?

それは、べらぼうに高い手数料で契約し、万一に備えて連帯保証人や譲渡担保まで取得しているヤミ金融のようなファクタリング会社だということです。
ここをいくつかのファクタリング会社で比較すると悪質なファクタリング会社に申し込むことは避けられるはずです。

契約時に必要な書類を比較する

ファクタリングは売掛金債権の売買取引ですから、本来は売買の契約だけすればいいはずです。ところが、悪質なファクタリング会社は、売買の契約以外にいろいろな理屈をつけて代表者の連帯保証や株式の譲渡担保を取ろうとします。

これは、万一決済日に決済なかったときのためのものですが、本来、債権を買い取れば、買い取った債権が決済されないリスクも引き受けるものなので、そのリスクを売り手に負担させるというのは貸し付けと判断されます。

貸し付け、つまり融資は貸金業の登録をしていないとできませんから、もしもこのような債権の売買契約以外の契約や保証を求められて、そのファクタリング会社が貸金業の登録をしていないときは、そのファクタリング会社はヤミ金融ですから絶対に契約してはいけません。

ファクタリング会社の会社概要を比較する

ファクタリング業は誰でも始められるので悪質なファクタリング会社があります。

これを見極めるポイントとしてファクタリング会社のホームページにある会社概要や企業概要があります。

実は、これまでに書いたポイント、手数料や各種費用、契約時の書類などは相手によって変えられます。文句を言われても変更できますし言い訳もしやすいです。ところが、会社概要はそれができません。
会社概要には、次のような項目が書かれています。

・商号
・所在地
・代表者名
・設立年月
・資本金額
・業務内容

これ、どこかに書いてあるのを知りませんか?

そう、会社の謄本です。

商業登記簿に記載されている事柄なんです。

なので、会社概要に書かれていることが本当かどうか調べたければ、そのファクタリング会社の会社謄本を見ればいいんです。法務局に行けば1通600円で取れます。
もしも、会社概要に登記と違うことが書いてあるとか、そもそも謄本が取れないという場合は、そのファクタリング会社は危険です。ヤミ金融だと思って間違いありません。

それと、上に書いた会社概要に書かれている項目のうち書いていない項目があるときは要注意です。

とくに代表者名が書かれていないときは、代表者名を知られたくない事情があるのかもしれません。例えば、代表者名で検索するとネガティブな記事がたくさん出てくるとかです。
金融の世界には昔から魑魅魍魎がうごめいていて、一度な二度の失敗では懲りない人がたくさんいます。そういう人がファクタリングで荒稼ぎしようと集まっています。

それと、資本金額もポイントです。

ファクタリング会社の事業用資金を銀行が貸してくれるケースは少ないので、ほとんどの場合は自己資金か個人投資家などからの資金で運用されています。とはいえ資本金額が小さすぎると集められる資金も少ないので、おのずと手数料は高くなります。そうしないと経営が成り立たないからです。

ファクタリング会社は設備投資などの費用は少なくて済む一方で、債権を買い取る資金がなければ商売になりません。資本金額はそのファクタリング会社の事業規模を知る手掛かりになります。
ちなみに、会社概要と会社謄本の記載が全く違う場合、身分を偽って債権を買ったり、金融手数料を得ようとしているとして刑事事件に発展する可能性があります。

それから、そのファクタリング会社がどこかの会社の子会社などの場合は、その大元の会社のホームページも確認しましょう。

こうやってファクタリング会社の会社概要を比較し、情報量の多いところほど信頼性が高いといえます。

御社の財務状態が良いのなら

御社が、メインバンクに不動産などの担保を差し入れていて一定の融資枠を確保している場合で、融資輪を使いたくないのでファクタリングの利用を検討しているのなら、以下のポイントに沿って比較検討できます。

3社間ファクタリングが可能なら

売掛先への債権譲渡通知が可能なら3社間ファクタリングを検討しましょう。

3社間ファクタリングは手数料が融資並みに低いことと、銀行でも取り扱っているので安心感が高いことがメリットです。

注意する点は、銀行が扱う3社間ファクタリングは買い戻し特約が付いた契約だということです。リコースファクタリングと呼ばれることもあります。この特約は、万一、売掛先が決済できなかったときは、その売掛金を御社が銀行から買い戻す特約です。銀行が買い取る売掛金は企業評価での高いところだけですから決済できない可能性は低いのであまり気にする必要はないでしょう。

地銀や信金は担保に頼らない貸し出しの方法を積極的に開発しようとしていますから、必ず複数の銀行のファクタリングを比較してください。

買い戻し特約のついたファクタリングは融資みなされるので手数料は利息制限法の適用を受けます。利息制限法の上限利率は年率15%、月利だと1.25%です。したがって、手数料を比較するよりも審査スピードや提出書類などを比較します。

売掛先への通知は避けたいのなら

2社間ファクタリングの審査は売掛先よりも御社のほうが重視されますから、御社の財務状態が良いのなら売掛先に通知しない2社間ファクタリングの審査は通りやすいといえます。
そんな御社がファクタリング会社を比較するポイントは手数料です。それ以外はありません。

現在のファクタリング市場は、融資を受けられない、銀行などの審査が通らない企業がほとんどです。御社のように財務状態に問題はないが、短期的な資金使途で融資枠を使いたくない場合にファクタリングを検討する、あるいは一時的に悪化した財務の立て直しにファクタリングを利用するという場合は、なにをさておいても手数料の低いファクタリング会社を選ぶべきです。

手数料の低いファクタリング会社を選ぶポイントは、この記事の最初に書いてある通りですが、もう一つヒントを上げると、ファクタリング手数料の上限をホームページに明記しているファクタリング会社を選ぶと失敗が少ないでしょう。

比較するのは時間がかかる

ここまでいろいろと比較するポイントを述べてきましたが、これだけのポイントを比較しようと思うと結構手間だし時間がかかりますよね。

それでまとめサイトなどを利用する方が多いのですが、まとめサイト自体がファクタリング会社が運営していたりお金を出して制作しているのであまり役に立ちません。

実際、資金が必要になってからあちこち探し始めたものの、時間がなくて適当なところで妥協した結果、手数料を30%も取られて利益が出ませんでした。というケースが後を絶ちません。
そうならないために様々なポイントを比較するということを理解してください。

まとめ

それでは最後にかんたんにまとめておきましょう。

比較するポイントは、次の5つです

・手数料
・手数料以外の費用
・審査に必要な書類
・契約に必要な書類
・会社概要の記載内容

さらに、財務状態に問題ない場合は銀行の3社間ファクタリングも積極的に比較していきましょう。
どのような場合でも比較検討すには時間がかかります。でも、その手間を惜しんでしまうと無駄な手数料を払ったり、無用なトラブルに巻き込まれることがありますから慎重に比較して御社に最適なファクタリング会社を選びましょう。

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