一流の経営者とは 経営者にとって修羅場経験の重要性とは

経営者はなぜ修羅場を経験をしないと一流になれないのか?

会社を経営している方々の中には、「どうして自分には求心力が無いんだろう」「なんで上手く経営がいかないんだろう」と思い悩んでいる方もいるかもしれません。
もっと広い視点で見れば、クラブやサークルの長たる方だったり、一家の大黒柱だったり、あるいは個人事業主の方だったり……。人を治める立場には、こういった悩みは付き物といってもいいでしょう。

しかし、ある意味それは仕方がないこと。なぜなら、経営というものにおいて一流になるためには、場数を踏むことが最低条件だからです。

1.「アイディアに価値はない」。実行せよ

かの押しも押されぬアメリカの大企業、Googleの創業者の1人であり現CEOであるラリー・ペイジ氏は2009年、彼の母校であるミシガン大学の卒業式にて、このようなスピーチを行いました。

「Well, I had one of those dreams when I was 23. When I suddenly woke up, I was thinking: what if we could download the whole web, and just keep the links and… I grabbed a pen and started writing! (中略) Amazingly, I had no thought of building a search engine. The idea wasn’t even on the radar. But, much later we happened upon a better way of ranking webpages to make a really-great search engine, and Google was born. When a really great dream shows up, grab it!」

ざっくり意訳してしまうと、「23歳のとき、『インターネット上のデータを全部保管できたら……』なんてアイデアを思いついた。それは到底実現可能なものとは思えなかったが、やっているうちに様々な方法が浮かんできて、その結果Googleは生まれたんだ。もし素晴らしいアイデアが思いついたのであれば、すぐに行動すべきなんだよ!」といった感じでしょうか。

そしてこれは、Googleのようなエンジニアリングの分野のみならず、経営というワクに嵌めて考えることだって出来るでしょう。
つまり、いくら経営書を読んだり処世術を身につけたところで、経営者として一流にはなれないのです。たくさんの成功も失敗も経験することで、初めて経営力というのは身につくのだ、ということを忘れないでおいてください。

2.経営は「一勝九敗」

東証一部上場企業であり、衣料品小売店「ユニクロ」に代表される一大企業「ファーストリテイリング」の代表取締役、柳井正氏。
彼の著書「一勝九敗」には、このようにトライアンドエラーへと基づく経験談や啓発が至るところに散見されます。

「商売は失敗がつきものだ。十回新しいことを始めれば九回は失敗する。」
「十戦十勝ほど怖ろしいものはない。一勝九敗だからこそ、ひとつの成功に深みがあり、次につながる大きなパワーが生まれるのだ。」
「実行して失敗するのは、実行もせず、分析ばかりしてグズグズしているよりよほどよい。」

お分かり頂けたでしょうか?
柳井氏のような、いわゆる「経営の天才」であっても「一勝九敗」であり、何度も何度も失敗を重ねた上でようやく成功にたどり着いているのです。

もしこの記事をご覧になっているあなたが柳井氏以上の経営の素養を持ち、確固たる信念をお持ちであればこのようなトライアンドエラーは必要ないのかもしれません。
ですが、そうでないのであれば……。今すぐ意識を変えて、たくさんの「失敗」を繰り返すべきではないでしょうか。
きっとそれを耐え忍んだ先には、数多くの得られるものがあることでしょうから。

3. 修羅場を経験して、人間力を鍛えよう

また、柳井氏はこのような発言も残しています。

「『回復の余地なく失敗する』ということは、商売や経営の場合『会社がつぶれる』ことを意味する。『会社を絶対につぶしてはいけない』ということが、すべての根本だ。それを分かったうえで、早く失敗しないといけない。」

「失敗は誰にとっても嫌なものだ。目の前につきつけられる結果から目を逸らし、あるいは蓋をして葬り去りたい気持ちになるだろう。
しかし、蓋をしたら最後、必ず同じ種類の失敗を繰り返すことになる。失敗は単なる傷ではない。失敗には次につながる成功の芽が潜んでいるものだ。」

もちろん、失敗ばかりでは会社は立ち行かなくなります。しかし、ある程度の失敗、あるいは修羅場というのは、会社や経営者を大きく成長させてくれるのです。
物事から目を逸らさず、逃げずに物事を着々と遂行する、そんな力を身につけることが何よりも大切だ……ということをお分かり頂けたでしょうか。

「一皮むけた経験」というのが、このサイトをご覧になっている方の多くにあることでしょう。そしてその多くの経験は、ある意味失敗や修羅場的な要素を多分に含んでいるものだと思います。
大量の発注ミス、取引先との連携不足、書類不備……。ご自身の若かりし頃、「こんな失敗したなぁ」なんてものが、1つくらいあったりもするのではないでしょうか?

そういったものを、経営者たる皆さんがどのようにフォローアップし、ご自身を含めた会社全体の「人間力」をどこまで高めていけるか。
ここに、経営というものの真髄があるような気がして仕方がありません。

4.まとめ

ここまで、ラリー・ペイジ氏、および柳井氏の発言を基として「経営に失敗はつきものだ」というお話をさせて頂きました。
もちろん、他にもたくさんの成功した経営者の方々が、これに似た趣旨の発言をしています。
七転び八起き、という精神を持って会社経営に挑むことこそが大事、といったところでしょうか。

くぐり抜けた「修羅場」の数だけ、人は成長していきます。
一流たる経営者となるためには、まずは目先の課題を一つ一つクリアしていくのが、遠回りに見えて実は近道なのかもしれません。

image by  © Andreas P – stock.adobe.com

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